五行でわかる体質(女子胞②)

1 女子胞とは

子宮、卵巣など女性の生殖器官のこと

2 女子胞と関係のある五臓

① 肝・任脈、衝脈に血の供給・調節・推動(動かす力)を行う
② 腎
③ 脾

3 女子胞と関係のある経絡

 

① 任脈 ② 衝脈 ③ 督脈
・女子胞から起こる
・すべての陰に属する経絡を統括するため【陰脈の海】と呼ばれる
・月経の調節を行う
・腎経の横骨から幽門までの11穴
・十二経脈(六臓六腑の経絡)の血が集まるため、【血海】と呼ばれる
・月経の調節を行う
・女子胞から起こる
・すべての陽に属する経絡を統括するため、【陽脈の海】と呼ばれる
・身体の温煦作用(温める)がある

4 病態

(1) 月経

① 血虚(血が少ない)・気血両虚(気と血が少ない)タイプ

月経に関する症状の出現や増悪が起こる場合がある

② 肝鬱気滞・肝陽上亢タイプ(Aの症状を含む)

疏泄の失調 抑うつ、いらいら、怒りやすい
気の動きが滞る 前胸部の不快感、胸肋部痛、乳房の脹痛
肝陽が亢進 めまい、耳鳴り、頭痛、目の充血

③ 脾気の虚損(脾の気が足りない)タイプ

気を作る量が不足すると、固摂の失調(留める力)が起こる
固摂の失調:頻発月経(早経)

④ 肝・腎の機能失調タイプ

肝・腎の機能失調により精血が不足すると、衝脈・任脈の機能が低下するため、女子胞を栄養することが出来ずに、流産することがある

(2) 妊娠

① 肝・腎の機能失調タイプ

肝・腎の機能失調により精血が不足すると、衝脈・任脈の機能が低下するため、女子胞を栄養することが出来ずに、流産することがある

このように、女子胞は臓や経絡によって正常な機能を保っています。女子胞の疾患だらかといって女子胞のみをみるのではなく、お身体の全体的な状態を見極める必要があります。

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