東洋医学:気の作用②

気の種類は4つあります。
原気(元気)・宗気(そうき)・営気(えいき)・衛気(えき) 詳しくはこちら

今回は気のエネルギーが実際にどのような作用をしているのかをお話をしたいと思います。
気の作用は以下の5つあり、温煦作用(おんくさよう)についてご紹介いたします。

推動作用
(すいどうさよう)
温煦作用
(おんくさよう)
固摂作用
(こせつさよう)
防御作用
(ぼうぎょさよう)
気化作用
(きかさよう)

温煦作用

気は熱を産生して、身体を温めたり、体温を維持します。
気が不足すると熱源がなくなり身体の冷えが出現しやすく代謝の低下や血液の流れも悪くなるため、基礎体温などにも影響が出やすくなります。
体温が低い方は気が不足している可能性があります。
改善をするためには気を補うことが大切です。

お灸治療
冷え性治療

寒い季節にはお灸も有効な改善方法の一つです。
体を冷やさないよう気を付けましょう。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
お身体でお悩みのことがございましたらお気軽にご連絡ください。

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