東洋医学:気の作用④

気の種類は4つあります。
原気(元気)・宗気(そうき)・営気(えいき)・衛気(えき) 詳しくはこちら

今回は気のエネルギーが実際にどのような作用をしているのかをお話をしたいと思います。
気の作用は以下の5つあり、今回は防御作用(ぼうぎょさよう)についてご紹介いたします。

推動作用
(すいどうさよう)
温煦作用
(おんくさよう)
固摂作用
(こせつさよう)
防御作用
(ぼうぎょさよう)
気化作用
(きかさよう)

防御作用

気の作用として身体を守る作用があり、現代でいう免疫力のことをいいます。
東洋医学では気は身体の表面を覆っています。このことで、外からの邪気が体内に侵入しないように身体を守ります。
また、邪気が体内に侵入して疾病が発症した場合、邪気と戦い体外に排除をして治癒力を高めます。
気が低下をすることにより防御作用が働くなり病に罹りやすくなります。

ウイルス防止
免疫

 

バランスのいい食事をとることも免疫力を高めます。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
お身体でお悩みのことがございましたらお気軽にご連絡ください。

———————関連記事———————
東洋医学の考え(外感病因)
東洋医学の考え(熱邪:火邪・暑邪)
東洋医学の考え(湿邪)
東洋医学の考え(寒邪)
東洋医学の考え(燥邪)
東洋医学の考え(内傷病因)
東洋医学:気の種類
東洋医学:気の作用①
東洋医学:気の作用②
東洋医学:気の作用③
東洋医学:気の作用④
東洋医学:気の作用⑤

関連記事

  1. 東洋医学の考え(熱邪:火邪・暑邪)

  2. 東洋医学:気の作用⑤

  3. 東洋医学:気の作用①