腰痛の治療 男性:50 代

10 年前にぎっくり腰を患い、それ以来腰の状態が悪く今年の 11 月から腰痛が悪化してつらく、12/19の朝起きた時に、またぎっくり腰になりそうになり来院しました。

検査
症状

(1)腰部の前屈・後屈は痛みの為、可動域制限が顕著にみられる。
(2)触診では腰部の筋肉に強い緊張がみられれるものの、浅い体表の筋肉には圧痛がなく深層筋の筋膜性腰痛でぎっくり腰と判断する。

治療
内容

■ 1 回目 12/19
これまでに鍼灸治療の経験が無いことから、初回の鍼治療は刺激が少ない基本的な手技で施術を致しました。
(1)うつ伏せで鍼を刺してから 20 分そのまま置く(置鍼)。置鍼をしている間に下半身の整体を行う
(2)鍼後はうつ伏せのまま上半身、仰向けにて腹部と下半身の整体を行い全身を調整
治療後は痛みがほぼ軽減して腰部の前屈・後屈も可動域が改善されました。

■ 2 回目 12/23
12/22 に腰部の痛みが再発し、前回よりも痛みが強く感じ歩行も辛い。
前回の治療で筋肉が緩み仕事で腰を酷使した為と思われる。
(1)前回の鍼よりも長く太いものを使い、始めは横向きで最後にうつ伏せで腰に鍼を打ち、前回と同じように整体を行う
治療後は前回ほど痛みが取れた感じがしない為、仕事の時はコルセットをしてもらうように伝え、コルセットは当院で用意しているものを勧めました。

■ 3 回目 12/27
前回より痛みが軽減しているためうつ伏せで鍼を刺鍼する。
(1)鍼は前回より長く・太いものを使う。お灸も追加
(2)鍼後は全身を整体で調整
治療後は、腰の痛みは無くなりかなり楽になったとのこと。念のために、仕事のときはコルセットを着けるように伝えました。

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