今回は、後遺症や治療が上手くいかない場合に考えられることを簡単にご紹介したいと思います。
1.骨折部が変形して治る
骨折部の整復や固定が不十分な場合、骨がずれたまま固まってしまい形が変形したまま治癒してしまいます。
これを『変形治癒(へいんけいちゆ)』といい、慢性の痛みや関節可動域制限など起こる場合があります。また、いつまで経っても骨の付きが悪く関節以外で骨が動くようになってしまうことを『偽関節(ぎかんせつ)』といい、慢性の痛みや力が入りずらいなど起こる場合があります。
2.骨折の治りが遅い場合
骨折部分が著しく血行障害がある場合や糖尿病・骨粗鬆症など基礎疾患を有している方に見られることがあります。
まとめ
骨折部の治癒が上手くいかない場合は、何らかの後遺症を残すことが多いようです。
また、骨折後のリハビリが不十分な場合も『関節の可動域制限』や『慢性の痛み』などが出やすくなります。
ギプスなど固定を外した後に、関節が固まったまま上手く動かせない、痛みがなかなか治らないなどお困りの方、当院では、『手技療法』による関節可動域訓練や『鍼灸』を用いて慢性の痛みを軽減させる『リハビリ』にも対応しております。
今後の生活に影響が出ないように全力でサポート致します。
骨折の治療・リハビリに関しては【第5中足骨骨折】を参考にお読み下さい。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
お身体が不調でお困りの方、また、当院までご来院が難しい方で往診をご希望の方はお気軽にご連絡下さい。