自律神経が乱れる原因は? その①

自律神経が乱れる原因は私の考えでは大きく分類して2つあると思います。
「ストレス」と「身体のゆがみ」
私はこの身体のゆがみこそが最も重要だと思っております。

からだのゆがみ

【身体のゆがみとの関連性】
自律神経の存在する場所が重要になります。
交感神経は胸部から腰部の脊髄内に存在しております。脊骨の両側には交感神経が通るパイプのようなものが走行しており、頚部や骨盤にはこのパイプを通り組織に分布しております。
副交感神経は脊髄と脳の間にある脳幹(中脳・橋・延髄)と言われる場所と骨盤部(仙骨)に存在しており、パイプは持っていない為、胸部や腰部には神経線維が伸びて組織に分布しております。

【自律神経がゆがみで乱れる原因】
元来、背骨はきれいなS字状になっていますが、日常生活やデスクワークなどによる不良姿勢や同一姿勢、運動不足などが原因で筋肉が硬くなることにより背骨が引っ張られて、背骨の捻れが生じお身体がゆがんできます。
背骨の中を走行している脊髄もゆがんで走行することになり常に負担がかかります。
身体のバランスを取る為に頭の位置や骨盤の高さを変えて自分の楽な姿勢で日常生活を送ることですが、自分では楽な姿勢をして生活をしているのに、知らず知らずに身体に負担がかかってしまい大変悪循環となります。
筋肉の過緊張により背骨が捻れることにより脊髄にも負担がかかり、神経線維や血管は常に圧迫されて自律神経のみならず運動神経や感覚神経にも影響が現われ、自律神経症状だけではなく様々な症状が出現します。

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