自律神経を整えるには?

「鍼治療」と「日光浴」が大変効果があります。
特に身体のゆがみを正常なS字状の背骨に整えて脊髄や神経線維の負担を減らす「鍼治療」をおススメします。

自律神経失調症の原因は仕事・家庭環境・人間関係など多種多様で、一度乱れるとその乱れを整えるには時間がかかります。

自律神経の症状が強い患者様ほど深部の筋肉の過緊張が顕著にみられます。
鍼治療が適している理由は、手技だけでは届かない部位に鍼で直接アプローチ出来るからです。
当院の鍼治療は深層筋に対するアプローチを得意としております!
また、頚部・背中・骨盤には自律神経や内臓に関連するツボが多く散在しており、この部位に鍼やお灸をすることにより自律神経のバランスを取り戻す事が出来ます。

以前は頚部や肩のこり、腰痛・身体の不調はは単なる疲労で済ませていましたが、現代社会は大変複雑になってきており、自分の身体を守るために常に交感神経が優位に働き筋肉や精神は緊張状態となっております。
睡眠を取っても疲れが取れない、逆に夜になると目が覚めて眠れない(昼夜逆転)、現代社会で頑張るほどお身体には様々な症状が引き起こされているのが現実だと思います。
当院は鍼灸と整体を組み合わせたオーダーメイドの施術で自律神経症状に効果を出しております。

【日常生活の中で出来るワンポイントアドバイス】
現実的に生活環境を変えることは難しいと思いますがご自分ででも出来る予防は日光を浴びながら散歩をすることで、時間は10~15分くらいで大丈夫です。紫外線アレルギーの方は始める前に専門医にご相談することをお勧め致します。

では、なぜ日光が身体に良いのか

1・セロトニンの分泌(幸せホルモン)
(1)大脳のへの作用。目覚めが悪く頭がスッキリしない方はセロトニンが不足している可能性があります
(2)精神的な作用。セロトニンが分泌されるとポジティブな感情になり、逆に分泌されない場合はネガティブな感情になりやすいです。
(3)自律神経への作用。睡眠時は副交感神経が優位な状態ですが、起床時は交感神経が優位に切り替わり身体が活動に適した状態になります。セロトニン分泌不足は、身体が倦怠感を感じやすいです。
(4)背中の筋肉への作用。起床すると背筋(脊柱起立筋など)が伸びるのもセロトニンの効果です。不足すると、背中が丸まったり、表情が暗くなりやすいです。
(5)痛みのコントロール作用。セロトニンには痛みの感覚を抑制する働きがあります。欠乏すると痛みを感じやすくなります。

2・体内でビタミンDの生成
(1)体内時計を正常に戻す。夜型にずれてしまった方もリセットされ規則正しい生活を送れるようになります。
(2)骨粗しょう症予防。骨の成分でもあるカルシウムを吸収するにはビタミンDが必要となります。
(3)免疫力の向上など

3・メラトニンの分泌(睡眠ホルモン)
(1)日光を浴びてから約16時間後に睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されます。

※各作用は上記の説明だけではありません。まだまだお身体に良いこともあります。
1日10~15分の日光を浴がら散歩をするだけでこんなに素晴らしい効果が発揮出来ます。
注意していただきたいのは通勤や買い物などの歩行では効果が現われにくいという報告もあります。いつもより少しだけ早く起床して楽しんで散歩をする事をお勧め致します。

やり過ぎてしまうとマイナスに働いてしまう事もあるのでくれぐれもご注意下さい。毎日継続することが大切です。

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