バイオリニストの葉加瀬太郎さんも帯状疱疹による顔面神経麻痺(ラムゼイ・ハント症候群)のニュースが出ていましたが、当院でも帯状疱疹に罹患した患者様が増えているように思います。
今回、ご紹介する内容はあくまでも私のエビデンスに基づいて書かせていただきますのでご了承ください。
⑴帯状疱疹に罹患した場合どうしたらいいの?
先ずは、直ぐに医療機関に受診をしてください。帯状疱疹の治療は時間との勝負になり、予後がかなり変わってくると思います。
自律神経を整えて、血流、筋・骨格、内臓の調整を行い、帯状疱疹に効果のある鍼とお灸を行う
⑵鍼灸を受けるタイミングは?
帯状疱疹に罹患した場合、水疱が出来ている急性期か水疱がかさぶたになった慢性期のどちらに鍼灸を受けたらいいのか悩まれると思います。
私が携わった経験上では、急性期に鍼灸を受けられた方が早期回復に貢献が出来るのではないかと思います。
急性期に鍼灸と驚かれる方もいらっしゃると思いますので、実際、私が担当しているAさんの一部画像を添付いたしまので参考にしてください。
(Aさんには画像を添付することを了承しております)
①帯状疱疹に罹患して3日後に当院に受診(1回目施術) | ②前回の施術より4日後の状態(2回目施術) |
このように①と②の画像を見ていただいても患部の状態の違いが分かると思います。
今後、5日後に3回目の施術を致します。
かさぶたになって慢性期から鍼灸を始めるのも悪くないのですが、この時点で帯状疱疹後神経痛が強い場合は、私の経験上、患部の瘢痕組織が強くなっているので症状が落ち着いてくのに時間がかかる場合が多いです。
慢性化の帯状疱疹のブログはこちらをご覧ください。
※上記にも記載をしましたが、先ずは医療機関での治療を前提としてください。Aさんも医療機関の治療と当院の施術を併用しております。
⑶さいごに
病気に罹患するということは偶然ではなく必然の可能性が高いと思います。
疲れやストレスなど様々な要因がご自分のバロメーターを常に超えていれば、健康は破綻しやすくなります。
東洋医学では、病気になる前に治療をする未病治をとても大切にしております。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
ご質問などございましたらこちらからお気軽にお問い合わせください。
ご予約ご希望の方はこちらの予約フォームからお願いいたします。